私、吸っちゃいました。

だめだ!だめだ!

そう思いつつ、コンビニの列で「119版1箱}と言っていました。
そう、忘れもしない、そのときには家においてきたはずの100円ライターも持っていた。

コンビニの店内を出るときの手。震えていました。
薄暗くなった天気に、コンビニの光が鮮やかに感じられました。

今までやめていたのに・・・

今なら引き返せるよ・・・

思い足を引きずりながら、コンビニ店外の灰皿に向かう足。

理性は・・・

ああやっと開放される・・・

あの時代に帰れるんだ・・

タバコのパッケージをいかにもなれているように引き破りながら
銀紙をスッと引き剥がす。

もう嗅がずにはいられない。

「あっあああっ」

私の好きな甘い ウィンストン・キャスター・ホワイト・5の匂いが体をくすぐる。
「ちょっと待てよ、いま、火をつけてやる」
 あっ電話だ。部長の小山からの電話だった。
「お疲れさまです。」
「今から配達を頼みたいところがあって、お願いできるかな~。」

「大丈夫です、30分ぐらいお時間をいただければ本社に取りに行けます!」

俺は気が気でなかった、何しろウィンストン・キャスターを裸のまま放置しているようなものだから。
とにかく早く電話を切りたかった。
だが、

「社長がさー外注さんと喧嘩して、俺達に仕事がが回ってきそうなんだよ。新しい商品のアイデアなんて出せないだろ、「今まではお前たちは私が作った世界一の商品を売りまわってくれ」って。
時代が違うよな~。どうなっちゃうんだろ俺たち。」

何も言えなかった・・・。

どうしようもなかった、

ただ、

俺は

俺は今3ヶ月禁煙してきたことを破る決心」をしたのだ!

ものを咥え、火を付ける。あとはなるがままだ!思いっきり吸い込んでみた!

喫煙童貞のような席が出た。あとから、あとから。

あの頃と比べると30年は経過している。

少しづつ体になじませていこう!ニコチンの心地よさを。
全身が痺れるようなふわふわした感じ、あの頃を思い出すな~。

親父がタバコを吸っていたからちょろまかして、1日2本だけ吸っていた。

いやいや、これではいけない!今回の20本はボーナスとして、なくなったらもう一度禁煙にちゃれんじするぞ~!

最近はたばこ税が高くなってきた。
そのせいでタバコを辞めたい人も増えてきたのではないでしょうか?

あ女方たちのお役に立ちたくて、サイトを立ち上げました。

今後とも宜しくお願いいたします。

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